今日は朝から雨の山形です。今週に入って例年より暖かい日が続き、家がすっぽり隠れそうなほど積もっていた雪もだいぶ消えました。そこにこの雨ですから、更に雪の量は減りますねぇ。・・・嬉しいけど、素直に喜べないのは何故?それは、あんなに苦労して片付けた雪も、お日様や雨にかかれば簡単に消えてしまう!という、私の苦労は水の泡だったのね的なやるせなさ、のせいです。ま、どっちみち春になれば消えるのですが(笑)
さて、アルサナさんです。
それまで何度となくアルサナさんの写真を見たことがあって、小柄な人だということは分かっていたのですが、実際にお会いしたアルサナさんは・・・本当に小柄でした。思ってた以上に。でも、ボディワークスのサイトにある「お髭がもじゃもじゃ~」な写真に比べると、実物の方がすっきりと爽やかな印象。物腰も穏やかでとてもフレンドリーな方でしたよ。
写真下:アルサナさんちの庭にいた大蝙蝠(フルーツ・バット)。夜行性なので、日中はいつ見ても寝てました。
「どこから来たの?」「バリは好き?」なんていうお決まりの会話をしながら4階の施術室まで案内してもらったのですが、先を行くアルサナさんの足取りは軽く速い!それなのに、後から付いていく私はといえば・・・既に2階辺りで息が上がり、アルサナさんの質問に答えるのがやっとでございました。最初から恥ずかしい姿を晒してしまった(^_^;)
ゼェゼェいいながら辿りついた3階の屋上は半分ぐらいがお庭のようになっていて、とっても見晴らしが良かったです。ウブドの町をぐるーっと一望できるんですよ!しかも、通り抜ける風が凄く気持ちいい♪ その気持ち良い屋上の片隅に、4メートル四方ぐらいの小さな施術室がありました。
バリ式の観音開きの扉を入ると、真ん中に施術用のベッドが。アルサナさんから、洋服を脱いで下着1枚だけになるように言われます。えーーっ!いくらアルサナさんとは言え、男性と二人っきりの部屋で裸同然にはなれないわ!などとは微塵も思わず、素直に粛々と服を脱ぐワタクシ。「よっこらしょっ」という感じでちょっと高めのベッドに上がりうつ伏せになると、アルサナさんが上からサロンをかけてくれました。
写真下:アルサナさんちの愛犬。名前は・・・思い出せない!
マッサージは足から始まりました。普通、気持ちの良いマッサージを受けると直ぐに眠くなってくるのですが、アルサナさんのマッサージは気持ち良いけど眠くならない・・・それはやっぱり、「アルサナさんにマッサージ受けてる!」ってことに私がすごく緊張してるのと、「本当にどこが悪いかピタリと分かるんだろうか?」という一抹の疑い(笑)のせいです。
いやぁ、疑って悪かったです。アルサナさん、いやアルサナ師は本当に直ぐ見つけるのです、私の体の問題の箇所を。まず右足。22歳の時に半月板を損傷して手術して以来、お天気の変わり目になると傷む私の右膝。次に腰。その右足を庇って歩くのと、1日中パソコンの前に座りっぱなしの生活のせいで、いつもバンバンに張ってる腰。そして、左背面と左腕。こちらはもちろん五十肩のせい。最後に首と目。
1時間の予定だったマッサージ、終わってみたら1時間15分も経っていました。後半30分は痛くて痛くて、泣きながら(アルサナさんは笑ってましたが)のマッサージだったんですよ。「はい、今日はこれでお終い」と言われて、ベッドの上に起き上がっても、しばらくは動けませんでした。
写真下:施術室とは反対側の棟。バルコニーや窓の周囲に張り巡らされたチェーンのようなものは何だろう?不浄の領域とアルサナ師の聖なる修業の場を分ける結界かしら??
すると、「どこの部位も長い間かかって悪くなったものだから、1回では治療できないね。最低4回は施術しないと・・・。」と仰るアルサナ師。私が、6月に予約を取った際に既に9月は一杯だと言われたと説明すると、「じゃあ、電話番号を教えて。時間のある日を連絡するから。」と。もちろん、喜んで電話番号をお渡ししましたとも!!
と言うわけで、9月30日の帰国までに無事4回、アルサナ師のマッサージを受けることができました。もちろん、私の五十肩はかなり改善。上にも後ろにも回せなかった左腕が動くようになり、半年ぶりにBHのホックを背中で嵌めることができたんですよ~(笑)。アルサナ師曰く、「あなたの体は、本当に私のマッサージを必要としていた。」のだそうです。
最後の施術の日。アルサナ師は「ヨガをするように。どうしてもヨガが出来ないのなら、せめて毎日ストレッチをするように。」と言いながら、優しいハグで見送ってくれました。でも、日本に帰って早や4カ月。ヨガはおろかストレッチもやってない私の体は、五十肩を除いて全て以前のようにガタガタの状態に↓↓
再び、アルサナ師のマッサージを受けれるのはいつの日なのか・・・と、そればかり夢見る今日この頃。でも、料金は据え置きのまま、施術時間が半分(30分)になってしまったらしいですねぇ。あまりにもご無体ななさりようですぜ~(T^T)