今日から3月。年末年始のバリから帰ってまだ1ヶ月半なのに、もうバリネタが尽きてしまいました(^_^;)
というわけで、最後のバリネタは、美味しいイカンとクランの話題です。
ン・グラライ・バイパスを北上し、トパティから右折してチャンディ・ダサ方面へ向かうバイパス(Jl.Ida Bagus Mantra)に入ると、間もなく右手に海が見えてきます。この辺りには、サーファーや通りすがりの観光客&ローカル客を目当ての安くて美味しいワルンが何軒も並んでいます。
(右の写真、クリックすると大きくなります。大体の場所が分かるかも・・・)
ここは我が家から車で5分とかからないご近所さんだし、最近小さなスーパーなどができたこともあって、サヌールやデンパサールに出かけるのが面倒くさい時には、買出しがてらワルンで昼食ってことがよくあります。いつも行くのは『Warung Pencar』という、入り口にジュクンのようなお魚のような可笑しな看板の出ているワルン。因みに、pencarというのはバリ語で、漁をする時に使う網のことらしいです。
そうそう、バリの古い歌に『Juru Pencar(漁師)』というのがあって、これがなかなか良い歌なのです。有名な曲なので、バリで発売されてるCD(ガムランとか癒し系とか、いろいろ)で、聞いたことあるよ~って人もいるかもですね。こちらの
サイトでさわりの部分(かなりアレンジされてますが)だけ聞けるようなので、良かったらどうぞ(^^)b
あ、ご飯食べに行ったことを書こうと思っていたのに、話がすっかり違う方向へ…(^_^;)
では、本題。いつも行く『Warung Pencar』も美味しいけど、ここも安くて美味しいよ~という噂を聞きつけて、向かった先は『Warung Aneka Seafood』。お店の雰囲気はこんな感じです。
席に着くと、道路を挟んで目の前に海がドーンと!この日はお天気が悪くて海も霞んで見えますが、快晴だったら、道路を行き交う車も気にならないぐらい奇麗な眺めだと思われます。
メニューは写真入で、お得なセットメニューもいろいろ揃っていました。お店の名前で分かるように、メニューの中心はイカン・バカールを始めとしたSeafood。駐車場の横にBBQ用のグリルがあって、美味しそうな匂いが漂ってきます。悩んだ末にオーダーしたのが、アスパラガスのスープ、イカン・バカール、カリー・イカン、タミー・ゴレン・ウダン、サテ・イカン、クラン・バカール、ナシ・プティ×3、レモン・ジュース、レモン・スカッシュ、ビンタン大瓶×2。
ちょっと筋っぽかったアスパラガスのスープを除けば、どれもみんな美味しかったのですよ!イカン・バカールは、お魚に塗ってあるタレが濃い目の味で、サンバル・マタとの相性も抜群。もう一皿オーダーすれば良かったかなぁと後悔したぐらいです。それと、普通サテ・イカンというと魚をすり身にして焼いたものが多いのですが、ここのは魚のぶつ切りを串に刺したタイプ。最初は「あれれ?」と思ったのですが、ちょっと甘辛なソースとの相性も良く、つい白いご飯が食べたくなる味でした。
でも、この店でとにかくビックリしたのがクラン・バカール。貝焼きです。バリ風のピリ辛ソースをたっぷりまぶして、こんがり~と焼き上げた貝は、ちょっと目からウロコな美味しさでしたよ!一緒に行ったバリの友人達も、このクラン・バカールはいたく気に入ったみたいで、「またコレを食べにAnekaに来ようねっ!!」と、帰りの車の中でしっかり約束させられました。で、肝心のお値段ですが、4人でこれだけ食べて飲んで165,550Rp。あぁ、お値段も美味しいですね~(笑)