昨年の9月28日にングラライ空港を後にして以来13ヶ月近く経ちました。こんなに長くバリとご無沙汰したのは・・・たぶん11年ぶりのことかなぁ(^_^;)
で、こんなに長くご無沙汰したんだからさぞやバリが恋しいだろう!と他人にも聞かれ、自分でも「そうなのか?」と心に問うてみるのですが・・・、それが、それほどでもないんですねぇ。いや、別にバリに厭きたとかいうわけじゃないのです。単純に「ま、そのうち行けるだろ」ぐらいの感慨しか無い・・・(笑)
確かに、帰国して3~4ヶ月ぐらいは凄くバリが恋しいと思ったんだけど、そこを乗り切っちゃうとそうでもない。で、思い至ったのが・・・今まではその「バリが恋しい」時期に、次のバリ行のチケットを取ったり、あるいは次の次のチケットまで手配したりしてたから、常に「バリに行きたい」モードが全開だったのかも・・・ということ。
「な~んだ、バリ病から快復するのも意外に簡単だぁ!」と思っていたところに・・・、昨夜バリから電話がありました。電話をくれたのは上の写真の女の子です。名前はメガちゃん。彼女とは、彼女がまだお母さんのお腹の中に居た頃からの付き合いで、今年11歳、9月から中学生になりました。
3月、7月と体調不良でバリ行をキャンセルして以来、何度もバリの友人達から電話を貰ってはいたのですが、メガちゃんからは初めて。カタコトの日本語(最近、日本語学校に通い始めたらしい)で「元気ですか?次はいつ来ますか?会いたいです。」と言われたら、なんだか急にバリが恋しくなってしまった!!ん~、やっぱりバリ病からは快復してなくて、ただ潜伏してただけなのね~(笑)
そんなわけで、昨夜はずっとバリのことを考えながら眠りにつきました。頭に浮かんでたのは・・・何気ないバリの一日。例えば・・・こんな感じです。
朝、目覚めたら一番最初にすることは、アグン山チェック。今日はスッキリ見えてるかな~と、カーテンを開けて窓を開けて・・・おぉ!見えてる見えてる。まずはパンッパンッと拍手を打って、アグン山に朝のご挨拶です。
メガちゃんのお父さんが作ってくれた朝ご飯を食べて、バリコピを飲みながらメガちゃんのお母さんといろいろ世間話。
ビーチのAおばさんの息子がバイクで事故った、タンパクシリンのBさんの娘はまだ16才なのに出来ちゃった結婚をした、最近ガソリン代がまた値上がりした、お米の値段も上がった、デンパサールのルノンで強盗があった・・・etc.
話し好きの彼女といると、あっという間に自分が日本に帰っていた間に起きた出来事を把握できて、ずっとバリに居たような気さえしてくるのでした。
お喋りタイムが終わって彼女がお掃除を始めると、私は庭に出てぶらぶらしたりお花を眺めたり、周りの田んぼや畑で働く人の話し声をボーっと聞いたりして過ごします。
午後は、ベランダで読書。海からの涼しい風に吹かれていると、いつの間にか眠っていることもしばしば。日本では1日で読み終わるような文庫本に、何日も時間がかかったりして(^_^;)
夕方になるとメガちゃんのお母さんがやって来て、1時間ほどマッサージをしてくれます。学校から帰ってきた子供達も代わる代わる訪れて、時々はマッサージを手伝ってくれたりします。小さな手で足を触られたりすると、くすぐったくて大いに迷惑なのですが・・・可愛いので許す(笑)
と、そんなこんなしてるうちに、外は夕暮れ。そろそろシャワーを浴びて、晩ご飯を食べにサヌールにでも行こうか、それともデンパサールが良いかな~などと思案する時間です。それにしても、バリの夕暮れは短い。あっという間に日が落ちて、ストンと真っ暗闇になってしまう感じです。
晩ご飯から戻ったら、友人達と真夜中までカードゲーム。チェキと呼ばれる麻雀のようなゲームや、ドミノ・カードを使う簡単なゲーム(マッチングやセブン)、トランプを使ったセブンブリッジに似たゲームなどなど。お金は賭けないけど、結構盛り上がるんですよ~。
で、真夜中になったら就寝。眠くなるまでベッドの中で本を読んで・・・明日もまた綺麗なアグン山が拝めますように~(-_-)zzz
と、バリの一日はこんな風にして過ぎていくのでした。
うむむむ・・・、書いてたらどんどんバリ病が悪化してきたような気がする。ど、どーする、私(笑)